賃金の一形態である日給制

現在のところ、企業の大半が月給制を採用していますが、アルバイトやパートタイマーといったいわゆる非正規労働者や日雇い労働者には日給制が適用される場合が多いようです。月給制の場合、特定のある日、すなわち給料日に一括して給与を支払わなければなりませんので、多額の現金を支払わなければなりませんが、日給制の場合は多額の現金を支払うことはありませんので、中小企業や零細企業で活用されている場合があります。また、悪天候の場合には作業を中止するような事業を行う企業においては、働いた分だけの費用を払えばいいので、無用な費用の発生を抑えるために、日給制を採用することが多いようです。